実践】アトピー性皮膚炎を自宅で改善するプロのアドバイス【対処法】

美容と健康

自分も昔から悩まさ、医師にもこんな数値は稀にしか見ないといわれたアトピーについて、皮膚科医などのアドバイスを聞き自宅で実際に試し、効果があったものをこちらで紹介していきますので、こうゆうの効果的って聞いたけど本当に効果あるの?って疑問をお持ちの方や、これは知らなかったって新たな気づきが発見のお役に立てればと思います。

1.そもそもアトピー性皮膚炎とは何なのか?

アトピー性皮膚炎とは、かゆみのある湿疹を主な症状とした、良くなったり悪くなったりを繰り返す病気のことです。

特徴として、皮膚のバリア機能が低下しており、様々な刺激に皮膚が反応して炎症が生じ強いかゆみのある湿疹が現れるのが特徴です。他にも、原因や症状には個人差はありますが、食べ物やストレス、だにやほこりなどの多様な環境的要因が重なって症状が悪化したりするのもアトピー性皮膚炎の特徴です。

2.アトピー性皮膚炎の治療について

「かゆみが出る→かく→かゆみの物質が増える→さらにかゆくなりかいてしまう」といった、悪循環を引き起こしてしまうので、痒い時どういった対処をすればいいか悩む方も多いので、解説をしていきます。

まず、どのような時にかゆみが出やすくなるのかについて、夏などの湿気が多い時や、風呂上りなど『体が温まる』ことでかゆみを強く感じることが多いです。

2-1.なぜ、アトピーは体を温めるとかゆくなるのか。その原因について

体が温まると、かゆみを伝える神経の活動が活発化してしまうため、体が温まるとかゆみを強く感じやすくなります。

なので、体が温まるとかゆみが強くなるということは、逆に体を冷やすことによって、皮膚の温度を下げることによって、かゆみを軽減できるということにつながってきますよね。

もし、かゆみの症状がそれでも安定しない場合は、シャワーの温度をぬるめに設定したり(私の場合は、だいたい37度にしています)、湯船には浸からずシャワーだけにするといった工夫をするだけでも、お風呂上がりの症状は減ることがあります。

あと、シャンプーやリンスの量を減らすといったことでも、頭皮の乾燥から少しマシになるため、フケやかゆみの軽減になるのでいいかもしれません。

また、夏の暑い日などは冷房などを適宜使用し、体温コントロールをしたり、かゆみのある部分にアイスノンなどを当てることにより、かゆみが軽減することもあるのでオススメです。

2-2.アトピー改善で良い状態を維持する

アトピーは、かゆみや湿疹などの症状がよくなったり、悪くなったりを繰り返します。

見た目にはようなったように見えていても、皮膚の奥底に炎症が残っていると、様々な要因によってあっかしてしまいます。しかし、治療は年々進歩している現代では、状態をよくするだけではなく、良い状態を維持することが目指せるようになってきています。

2-3.食生活について見直す

発酵玄米を取る

発酵玄米は、寝かせ玄米ともよばれており、炊いた玄米を炊飯器で保温のまま3日程寝かせ、活発化した酵素の働きによって栄養価が高くなった御飯のことです。

普通に炊いた玄米と違って、触感はおこわのようにもちもちと柔らかく、甘みも増して食べやすいのでオススメです。

玄米は、栄養が豊富なのに加え、体内の酵素を増やしてくれる生命力のある食べ物となっています。(マグネシウムは白米の6倍、ナイアシンは14倍です。)

摂取カロリー・脂質をコントロールする

アトピーの原因は病原菌の皮膚感染です。

カロリーや脂質が過多になると、マラセチアという病原菌が好む皮脂の分泌が増しますので、適正なコントロールが必要です。

また、ハイカロリーな食生活はアレルギーを促進するものも多いため、注意が必要になります。

 ※アラセチアとは、皮脂を分解する菌として有名であり、主に、頭皮や顔などの脂漏部位に多く定着し、私たちの分泌する皮脂を餌としています。

マラセチアはとても大切な役割がある菌ではありますが、増えすぎると問題がおきてしまい、でんぷうやマラセチア毛包炎というマラセチア感染症を引き起こしてしまいます。

トランス脂肪酸・合成甘味料を排除

・トランス脂肪酸の危険性

 植物油は、常温では液体ですが、これをバターやラードの代用品にするために、水素を添加し常温でも固まるようにしたのが、マーガリンやショートニングなどに含まれるトランス脂肪酸です。トランス脂肪酸は、冠動脈性疾患にかかるリスクを高めるなど、人体への悪影響だとわかっています。

アメリカで行われた疫学調査では、トランス脂肪酸の摂取量が多い群ほど体内で炎症が生じていることを示す炎症因子や細胞接着分子が高いことが示されており、この炎症因子いんついてはアトピーなどのアレルギー症へ悪影響を及ぼす疑いがあるといわれ、欧米では何年も前からトランス脂肪酸の使用を禁止にしている国がいくつかあるが、日本では危険性が知られていても、未だに使用を禁止にしておらず、使われています。

・人工甘味料の危険性

精製された砂糖はもちろんなるべく摂るのを控えるべきですが、例えば、清涼飲料水などによく使われている人工甘味料のアスパルテームの科学的成分は、脳内のドーパミン生成を阻害してパーキンソン病やうつ病などを引き起こすといわれています。

原則は加工食品を減らし、なるべく手作りをするようにして、自然の甘味料をおすすめします。

3.肌のケアも重要

アトピーの方は皮膚が乾燥しやすく、外からの刺激を受けやすい肌質になっているといわれています。

生まれつき皮膚の油脂が少ない傾向があり、角質細胞に隙間が生じて外部からの刺激が内部に届きやすくなっているのです。

したがって肌のバリア機能が弱いほど水分が蒸発しやすいため皮膚の乾燥がおきやすくなり、かゆみが助長する中、搔いてしまうことで肌のバリア機能がさらに低下してしまいます。そのため、ちょっとした刺激でもかゆみが生じやすくなってしまいます。

したがって、アトピーのケアには肌のバリア機能を補う保湿ケアはとても大切であり、ケアをすることによって皮膚の乾燥を防ぎ、肌のうるおいを保つことによって、かゆみを防げることにもつながってきます。

◎まとめ

日頃から正しい肌のケアを行うことで、トラブルが少ない強い肌にすることが可能です。肌のケアに関してはさまざまな種類の保湿剤や化粧水等があるので、自分の肌の症状やかかりつけ医に相談しながら、症状や好み、自分の肌に合ったものを選びましょう。

保湿剤には保湿を目的にしたものや、肌の保護を目的としたものがあり、薬局屋などで販売されているものを買うなら、セラミドやヘパリン類似物質など肌の保湿を目的としたものを選ぶのもオススメです。

また、食べ物ではフルーツなどを食べたり、点滴などで内側からビタミンCなどを取るのも肌の質をあげますのでオススメです。

アトピー性皮膚炎の肌は非常に敏感になっていることから、保湿剤や化粧水に関しては、合う合わないがすごいあると思います、私もそうでしたが、長い目で色々試していき、自分に合ったものをゆっくり探していきましょう。

 

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